御在所岳登山2017.12.02
運動不足解消といい天気なので景色に期待して三重県鈴鹿山脈の御在所岳に登って来ました。
まずは鈴鹿スカイラインで中登山道口へ。登山届けを書いていざ出発!
いきなりの岩場の急登。鈴鹿山脈は三重県側は切れ落ちているので岩場の急登が多いです。
4合目にある奇岩の一つ「おばれ岩」。
山頂が見えてきました。上の方が白くなっているので樹氷・霧氷が付いているのが期待出来ます。御在所ロープウェイの白い鉄塔も見えますね。この鉄塔はロープウェイの鉄塔としては日本一の高さなんです。(正確な山頂三角点はこれよりもっと奥です)
5合目(842M)まで来ました。菰野町や四日市の街が見え建設中の高速道路も見えます。
ここには御在所岳を代表する奇岩「地蔵岩」があります。ここでいつもの魚眼レンズで自分撮りをしたのですがちょっとイメージ通りにはいきませんでした(笑)。
地蔵岩の不思議さが最もよく見えるのがこちら。自然の巨岩がどうしてこうなったのか不思議ですねえ!
6合目(900M)から見た南隣の鎌ヶ岳。ロープウェイも見えています。
岩場を急降下するキレットもあります。
多度の山の向こうに南アルプスや左には御嶽山と思われる山も見えてきました。
御在所岳は花崗岩の山。さわるとぼろぼろ崩れます。霜柱。
鎖はしご、油断すると滑ります。目指す山は岩岩だわ(^ ^;;;
この先もやっぱり岩場の急登。
8合目付近の一番危険なところ。岩場を鎖を頼りにトラバース。ところがここに雪がうっすら積もって凍っている!ここで滑ったら滑落です。みんな超慎重に足を進めていました。
無事通過して後ろを振り返る。いやあ、ほんとに恐かったのです(^ ^;;;
凍った雪にルートを探しながら登る先行者。もうすぐです。
登山道を登りきったところにある富士見岩。条件がよければほんとに富士山が見えるのです。去年私は運良く見ることが出来ました。下には湯の山温泉街やロープウェイの下の駅や建設中の高速道路の橋などが見えます。
富士見岩から目の前に見える絶壁の木に付いた樹氷・霧氷。素晴らしいです。
ここで魚眼レンズに替えてまたまた自分撮り(笑)。ほぼ山頂で後ろの霧氷の山が面白く表現出来ました。
逆方向も。後ろは四日市や伊勢湾方向。
ロープウェイの駅の近くへ来ました。
木々の枝に付いた霧氷がほんとに綺麗。南隣の鎌ヶ岳がかっこいい。
霧氷越しに北隣の国見岳。
次はスキー場と歩いてほんとの山頂(三角点)へ。
スキー場(まだ営業していない)の地面の小さな草にも氷が付いて可愛く綺麗(^ ^;;;。
スキー場を歩いて山頂へ向かう途中に振り返るとロープウェイの駅やリフトが見えます。山上のドームはレーダ雨量計だそうです。
スキー場からは遥か北の藤原岳や御池岳が見えました。
スキー場を登りきると一等三角点のある御在所岳山頂に着きます。大好きなベーグルといっしょに記念撮影(笑)。
三角点横の東屋でカップラーメンを食べて、寒かったので温もりに自然学校へ。ストーブは有難い(^ ^;;;。ここで下山道について聞きました。一の谷新道はとにかく急で下山にはお勧めしないとのこと。まだ表道の方がマシだと聞いたので表道で下山することに。
ここが表道の入口。始めは雪がすこしありましたがすぐなくなりました。
でもさすが鈴鹿山脈。道はこんなところや、、
こんなところや、、
こんなところばかり、、(苦笑)。膝痛持ちには辛い道でした(><)。
表道には百間滝見晴台があり遠くに滝が見えます。
百間滝、写真ではよくわかりませんが、、。
下山していると鈴鹿スカイラインが見えて来ます。
ここからもこんな登山道を急降下して下ると、、
鈴鹿スカイラインに出るところがあります。
もちろん道路を歩く訳ではなくすぐに横にそれてこの橋の下をくぐります。
すぐに武平峠に行く道に出会います。湯の山温泉方面へ向かいます。
ここからは谷筋で水の流れる音を聞きながらの緩やかな道となります。
やっとのんびり歩ける道に来ました。安堵感の中を歩いています(笑)。
途中でこんな岩を見ました。岩がずり落ちて来るのを何とか防ごうと通った人が木の棒で支えたのでしょうか!
山頂は氷の世界でしたが下界はまだ紅葉が残っていました。
木の枝に巻いてある赤や黄色のテープ。登山者はこのテープを追って歩きます。このテープがあれば道を間違えていない(登山道である)証拠。ほんとに大切なテープです。(でも分岐で違う方へ行ったらダメですよー)
いよいよ登山もおわり。中登山道の入口へ周回して戻って来ました。
最後に駐車場から見える今日登った山。向かって右の方から登り、左の方から下山して来たことになります。楽しい登山が出来たことに感謝!
本当の山頂だ、本当にサンチョウ!
的な?